2010年11月8日月曜日

Googleせんせーについて考えてみた(1)

アート関連の方のGoogleの商業主義に違和感を覚えるみたいな投稿をたまたま見て
いやちょっと違うんじゃないかと思ったり、いい機会だから整理してみようと思って書いてみる。

僕自身にとってGoogleという会社は商業主義と言うよりも子供のまま大人になった科学者の集まりと考える方がしっくりくる。
あくまでも個人的イメージで書くけれど、まず作りたい物ありきでその為にはお金も投下するし、その到達点までの道筋が見えれば全てひっくるめて買ってしまう。作り終えたらまた次の物作りに進む。
欲望が永遠に続くことを認識した上で、その欲望という名の電車を走れるとこまで走らせ続けようとする銀河鉄道999みたいな存在。
ノリ的に面白いじゃん作っちゃおうよみたいな。そして彼らは作る力を持っている。

GoogleがサポートするAndroid勉強会に行ったりもしたけれど、彼らはとても技術者に対して優しい。そして魅惑の一言も知っている。
「もっと良いもの作れるよ。」
技術者はこの一言に正直弱い。
良い仕事をする為には自分の愛着のある会社を辞める事も辞さないのは技術者の性であり、自分自身否定出来ない。そうやって良い技術者を集めることも多分してるんだと思う。

で、それがデザイナーの感性と近いものが有る。いや、むしろ同じだと僕は勘違いしていた。

デザインには時間による値段設定が本来は無い。
商業デザインにしろ、絵画、像物、アートにしろ,言い値なのだ。

技術者は脳を使った時間に対して対価が支払われる。評価は実際に使う人よりも、提供を短期間で待つ顧客によってそのスピード、バグの少なさによってなされる事が多い。
でもそのおかげで働いた分だけ評価がもらえたりするよく分からないジレンマもある。

良い仕事をしたいのはやまやまだけど時間は無い。
これはデザイナーの方にももちろんあると思うけれど、そこが評価のメインと言うところがプログラマとちょっと違うと思う。

技術者が自分を本当に分かってくれる人として選ぶのはやはり同じ技術者だという感がある。
しかし、デザイナーを本当に評価するのは実際にそれを使った顧客なのだ。

デザイナーさんの企画会議での評価は顧客の評価ではなく、そこで縛られたデザインは本当に求めていたものとは違ったりもするんだろうなぁと邪推したりする。
いや知らないけどもね。そんな気がする。
だって感性は人によってまちまちだし、
実は一カ所変えたら別物だもの。
バカじゃ無いのここ変えろとか
お前が代われ。

市場に出て初めて本当の評価がやってくる。デザイナーさんはその評価が欲しい。
むしろその評価こそが欲しいはずだと僕は信じている。

googleは商業主義じゃないけど回りにいる人達は日本人も含めてみんな商業主義。
そのせいでいろんな角度からgoogleには商業イメージがつきまとっている。
GUIカスタマイズするけど中に有料コンテンツへの導線作るとかね。
もう消費者はその某NT○の○アプリみたいなのは全否定しててむしろ欲しい機能はお金を出しても使いたいのに。
あれandroidマーケットになんでK○DIのタブがっ!みたいな。
まぁそんなことは無邪気なGoogleは気にしないで好きなものを作っていっちゃうんだけど。

話が脱線しそうなので戻す
Googleとデザインについて
はっきり言ってGoogleにはセンスがないしそれはGoogleもよく分かってると思う
でもできない。何故か。デザインの追求より新しい物を作りたいという欲求が勝っちゃうからなんじゃないだろうか。
例えば携帯電話でデザインのよさで売ろうなんて微塵もない。機能で勝負だと本気で思ってるんじゃないか。

人工知能的な物だってそう。作ってみたいの。やってみたいのが本当。
でもデザインはない。
だってこれだよ


誇張するとセンスはいまいちだと自分自身思ってるし、やらないんじゃなかろうか。
だって天才なんだもの。
天才は職人の存在は認めても真似はしないし、できないと思っている。
その分別のいいところを伸ばせばいいとも思っている。
最悪必要だったら他の人に頼めばいい。

職人は経験則とセンスと努力でしか生まれない。
数字じゃない。感性だから。

感性の公式なんてないし、それをするくらいなら他の勉強した方が成功確率が上がるって思ってしまう。
感性の公式があるならそれは勉強しようと思うかもしれないけど、全てが黄金律な訳じゃ無い。

じゃぁGoogleを商業主義みたいで怖いって言う方の感性は何を見ているかを考えてみた。
ただの勘違いじゃなくてそこには何かあるはずだ。

それは恐らく彼ら自身の持つ無邪気さと実行力だと思っている。
無制限に使えるお金を持っている子供は怖い。その子供が天才だったらなお怖い。
そういうことなんじゃないかな。
次はどのジャンルが狙われるか分からないしその分野の売り上げは減る。しかも悪意なし。
そりゃあ怖い。

欲しい家具を写真で送ると最適解で設計してgmailの住所までお届け。在庫も無いからリーズナブル。
カバーの広告分価格も安くとか

(続く)


- 某所にて。

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